仕上外径自動コントロール装置 (DWコントローラー、型名 MEL-DW120P) |
毛呂山電子研究所 |
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本装置は、MGワイヤーの被膜を付けるラインにおいて、仕上がり外径を自動で一定に保つようコントロールするためのものです。 ワイヤーの目標外径・線速度・ライン距離・塗布回数・補正回転数・補正値などを設定したのち外径測定器(MEL-120T 等)からのデータを入力すると、本装置はこれらのデータを演算しワイヤーの外径が目標外径となるようロールコータの回転数を自動でコントロールします。 |
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コントロール部 |
Acサーボモーター |
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この製品の特徴 |
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ACサーボモーター採用 |
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当社の新製品DWコントローラー「型名:MEL-DW120P」は、モーターとしてACサーボを 採用しました。 そのためスピード可変範囲が、10
rpm 〜 3000 rpm と格段に広がりました。 また、全スピード可変範囲でトルクが1.33Kgf-cmと高トルクで一定です。 負荷がかかった時の瞬時最大トルクは2.6Kgf-cmもあります。 モーターの発熱がまったくありません。そのため冷却ファンを必要とせず、モーター部に冷却ファンのための電源 AC100V は必要ありません。 |
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他社製 コントローラーの中には、モーターとしてステッピングモーターを使用している物もありますが、その種の製品はスピード可変範囲が狭く(30 rpm 〜 1020 rpm)、可変スピードの全領域においてトルクが小さく(約0.6Kg)、さらにモーターの発熱が高く摂氏90度にもなり、冷却ファンが必要です。 |
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BCD入力用アイソレーション及びバッファ内臓 |
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当社のDWコントローラーは、入力アイソレーション及びバッファをコントローラー内に内臓しました。 そのため外径測定器とコントローラーは電気的にアイソレーションされ、直接接続できるようになりました。 外部にアイソレーション及びバッファは必要ありません。 簡単接続、コストダウンになります。 |
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他社コントローラーの中には、外径測定器との間に外付けでアイソレーション及びバッファ(市場価格約@ \70,000位)を入れるタイプのものがあります。 |
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安全運転機能 |
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運転初期は手動運転をします。 手動回転数をセットしスタート SW を押すと、目的の回転数まで自動でスローアップしながら滑らかに上がって行きます。モーターが設定回転数に達して初めて、自動運転が可能になります。 自動運転に切り替える際モーターは停止しません。 自動運転時、仮に外径測定器で測定しているワイヤーが切れて、外径測定器から転送されてくるデータが“0”になっても、モーターはワイヤーが切れる直前に測定されたデータにもとづいた回転数を保持します。 目標外径と測定外径の差(絶対値)が、あらかじめ設定されている内部設定値を超えると警報が鳴り、モーターは内部設定値を超える直前のデーターにもとづいた回転数を保持します。 原因を取り除くまで警報は解除されず、モーターは同じ回転数を保持します。 原因を取り除いた後、設定 SW を押すと、モーターは止まることなく引き続き自動運転を再開します。 |
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サイズがコンパクト |
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コントローラーの大きさが 320Wmm×120Dmm×55Hmm になりました。 |
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重量が軽量 |
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コントローラーの重さはわずか 1.8Kg です。 |
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廉価 |
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ご相談下さい。 |
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その他 |
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不明な点はメールでお尋ねください。info@moroyamadenshi.com |
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〔モーター部外形図(1)〕 型名:51KLA−60,30 図はLタイプのギア付モーターです。Rタイプは右下図の通りです。 |
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〔モータ部外形図(2)〕 型名:60GSA-60,30M ストレートタイプのギア付モータです.ギア比は60:1と30:1があります。 |
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〔DWコントロールシステムのブロック図〕 |
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コントローラーパネル図 |
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